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2011.05.18

フォーラム第9回 岩城覚久「もうひとつのVR ─イメージ・プロセッサとしての身体をめぐって」

岩城覚久氏(関西学院大学大学院研究員・美学,映像論)

「もうひとつのVR ─イメージ・プロセッサとしての身体をめぐって」

岩城覚久氏の専門は,美学,映像論.主な論文に「ドゥルーズ『シネマ』と深さの美学」(映像学 No.84),「イメージ生成システムとしての映画」(映像学 No.85), 「ベルクソンとシネマトグラフィック・イメージ」(人文論究 No.61-1)ほか.
「ヴァーチャル・リアリティ(VR)」という概念が日本で一般に浸透するのは,1991年のことである.本発表では,同年に発表されたインスタレーション・パフォーマンス《ディヴィナ・コメディア》に焦点を合わせ,「VR」を多分に意識しながらも,それとは異なる次元のリアリティを,やはり同年に脚光を浴びていた「臨死体験」研究に呼応するかのように探求したこの作品/実験の意義を明らかにする.同時に,ベルクソンの知覚・身体・記憶論,及びベルクソンの哲学をデジタルイメージ論に適用したマーク・ ハンセンの議論などを手かがりとして,当時「仮想」という概念のもとに引き寄せられていた,対照的なふたつのイメージの体制を浮き彫りにすることを試みる.また最後に,イメージと身体をめぐる今日的な問題を示唆したい.

日時

5月18日[水] 17:30-19:00

場所

名古屋大学大学院情報科学研究科 4階演習室
入場無料(予約不要)

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